ハーレクイン文庫
欺かれた夜
イタリア名家で子守りをしていたソフィー。御曹司エットーレに誘惑され、彼の子を宿すも冷酷に追い出された。ひとり赤ん坊を育てていたある日、彼が現れ…。
ソフィーは幼い息子を乳母車に乗せ、雨の中を歩いていた。足を滑らせて排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになり、惨めな気持ちで顔を上げたとき、降りてきた人物と目が合った。エットーレ! かつて彼の姉の屋敷の子守りだったソフィーを、彼は婚約者のある身でありながら誘惑したあげく、婚約者の宝石を盗んだと濡れ衣を着せ、追い出したのだった。「うらぶれた姿で排水溝にいるとは、まったくお似合いだな」強引に車に乗せようとするエットーレに、彼女は必死で抗った。逃げなきゃ。この子が彼の息子だと知られてしまう前に!
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2020年07月01日
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- 著者
- ダイアナ・ハミルトン
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- 訳者
- 井上京子
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年06月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-59008-4
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- 書籍番号
- HQB-1018 (初版R-2112)
読者レビュー
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イギリスの作家。ロマンチストで、ひと目で恋に落ち結ばれた夫とのあいだに3人の子供をもうけた。就寝前の子どもたちにベッドで読み聞かせるために物語を書きはじめる。ロマンス小説家としてのデビューは1987年、その後数多くの名作を世に送る。2009年5月、ファンや作家仲間に惜しまれながら亡くなった。