ハーレクイン文庫
八年の空白
17歳で、浮気者の夫と結婚したケイトは愛を知らなかった。ある日、夫の友人、大富豪ドミニクに初めて激しい恋心を抱くが、彼にふしだらな妻と誤解され…。
17歳――早すぎる結婚が過ちのすべてだったのだろうか。夫は浮気を繰り返したばかりか、君は魅力に欠ける女で、 ベッドを共にする気にもなれないとケイトを近寄らせもしない。 愛を知らず、女としても未成熟なまま2年が過ぎたとき、 夫の友人で富豪ドミニクにケイトは誰にも感じたことがないほど、 芯から血がさわいだのだ。だが、初めて心惹かれた彼にすら、 ふしだらな女と誤解されて、ケイトは打ちのめされる。 やがて夫は亡くなり、静かに暮らす彼女に思いがけぬ再会が―― いまだにケイトを蔑む、ドミニクが現れたのだ。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2020年04月01日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 小林町子
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年03月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58907-1
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- 書籍番号
- HQB-1007 (初版R-593)
読者レビュー
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1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。