ハーレクイン文庫
冬の白いバラ
ジュディは幼い娘と6年ぶりにロンドンへ戻ってきた。迎えたのは亡き夫の弟でかつての恋人ロバート。ジュディは彼が娘に自らの面影を見るのではと怯えて…。
ジュディは幼い娘を伴い、ロンドンの屋敷へ帰ってきていた。二度とここへは戻ってこないつもりでいたのに。誰よりも深く愛したロバートにつけられた傷が疼くから。彼との別離に、傷ついた彼女を絶望の淵から引き上げ、生きる意味を与えてくれたのは、夫──ロバートの兄だった。だが夫亡きいま、ロバートのいる婚家に戻るより術はなかった。「ジュディ」声音の低さに、苦いものがありありとこもる。振り返らなくてもわかる。忘れもしない声。自分の娘を、兄の子だと思い込んでいる、かつての恋人……。
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- 頁数
- 232頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年12月01日
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- 著者
- アン・メイザー
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- 訳者
- 長沢由美
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年11月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93991-3
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- 書籍番号
- HQB-991 (初版R-23)
読者レビュー
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イングランド北西部に生まれる。作家デビューは1966年で、100作を超える作品の総発行部数は9500万部にのぼる、ロマンス界の大御所作家。作品のひとつ『雪物語』は、77年に映画化されて大ヒットした。他のベストセラー作家から「彼女に憧れて作家になった」と言われるほどの伝説的な存在。ロマンス小説界でトップ作家の地位を確立している。