ハーレクイン文庫
紅ばらの伝説
母の遺品からフランス南西部の村にある家の権利書が見つかった。謎多き母の半生を探るため村を訪れたサビーヌは、封印された過去と運命の愛に出会う。
父の死後、初めて母の遺品を見ることを許されたサビーヌは、 実の父がほかにいるという事実を知って愕然とした。 生前、母はフランスの生まれ故郷について多くを語らなかったが、 かの地に行けば、本当の父親がわかるかもしれない。 不安を胸に抱えて、サビーヌは母の故郷の村を訪ねた。 すると一人の男がサビーヌを見たとたん、怒鳴りつけてきた。 目に軽蔑の色を浮かべて、二度とここに来るなと言って。 危険な香りと、鮮烈な魅力を放つ男の剣幕に思わず凍りつく。 彼は、私の父が誰か知っているのだろうか……?
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年08月15日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 三好陽子
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年08月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-99394-6
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- 書籍番号
- HQSP-194 (初版R-1102)
読者レビュー
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イングランド南西部サウス・デボン生まれ。学校を卒業後、ジャーナリストとして働いたのち、1975年に『バラに想いを』で作家デビューした。40年以上にわたって活躍し、93作品を上梓。ロマンス作家協会の会長を2011年から2013年まで務めた。陰影のある独特の作風で読者の心を揺さぶり続けたが、2017年11月、多くの人に惜しまれつつこの世を去った。2018年10月に日本で刊行された“The Innocent's One-Night Confession”(R-3364『恋も愛も知らないまま』)が遺作となった。