ハーレクイン文庫
鏡の中の迷宮
パリを訪れたクリスティは、会ったこともないはずの紳士に強引にキスされる。憎しみあふれる彼の瞳に、どうやら人違いをされていることに彼女は気づくが…。
天涯孤独のクリスティは亡き養父母の思い出をたどるため、 二人がハネムーンを過ごしたパリの高級ホテルを訪れた。 自分が他の客に比べて見劣りする服装をしているのは確かだが、 それにしても従業員たちが彼女を見てうろたえる様子は不可解だ。 見回すと、貴族のような品と男らしさが漂う男性に目が留まる。 気づけば、まるで彼を知っているかのように強烈に惹きつけられ、 そばの女性に嫉妬すら覚える不思議な感覚にとらわれていた。 すると突然、彼が振り返って怒りも露わにクリスティを凝視した。 初めて会う人なのに、いったいなぜ私をそんな目で見るの?
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年05月15日
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- 著者
- エマ・ダーシー
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- 訳者
- 吉本ミキ
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年05月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-99388-5
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- 書籍番号
- HQSP-188 (初版I-1392)
読者レビュー
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フランス語と英語の教師を経て、コンピューター・プログラマーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建築デザイン、自宅のインテリアに向けられた。また、人と人とのつながりに興味を持っていたことから、ロマンス小説の世界に楽しみを見いだすようになり、それが登場人物たちを個性的に描く独特の作風を生み出すもとになった。