ハーレクイン文庫
子供じゃないのに
アビーは、後見人のカルフーンに恋心を抱いていた。
しかし彼は、両親亡きあと面倒をみてくれた兄のような存在で、アビーを子供にしか見てくれなくて…。
両親を事故で亡くし、バレンジャー家に引き取られたアビー。 年頃になって、後見人のカルフーンに恋心を抱くようになった。 一回り年上のカルフーンは、端整なハンサムのプレイボーイで、 次々と美人と付き合うのに、なぜか誰とも長続きしない。 アビーの気持ちを「君は子供すぎる」と拒絶しながら、 そのくせ父親づらして、ほかの男性との交際の邪魔もする。 私だって、もうすぐ21歳よ。子供じゃない── 一人前の大人の女性だと証明するために、アビーはひとりで、 男性のストリップショーを見に行くことにするが……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年01月01日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 青山みどり
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年12月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93924-1
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- 書籍番号
- HQB-924 (初版L-389)
読者レビュー
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モニター
バレンジャー兄弟の後見を受けているアビー。ひとまわり年上のカルフーンにいつしか想いを寄せるようになったが、カルフーンからは、いつも子供扱い。なのに彼女のボーイフレンドに対して厳しい態度をとる。カルフーンの矛盾した行動に振り回されるヒロインと、子供だと思っていた彼女をつい熱い視線で追ってしまう自分に戸惑うカルフーンの描写にハラハラドキドキ。カルフーン兄の恋模様もこの後どうなるか気になります。
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カタツムリ
お互いを大切に思いながらも、立場上、恋愛までなかなか踏み込めない関係にヤキモキして読んでいました! 子供扱いから抜け出すため、背伸びした姿を見せようとするヒロインがキュートでした!!
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みよこ
初めてハーレクインを読みました。ハーレクインって何? 状態のド素人でした。大人として扱ってほしいヒロインと、子供扱いする後見人ヒーローの話です。この二人くっつくんだよな~目線で最初から読んでいるので、自分の気持ちに気付かないヒーローの態度や言動、そしてタイミングの悪さにヤキモキします(笑) 二人のラブラブな場面が少ないかな?と個人的に思ったけど、お話全体としては綺麗にまとまっています。
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ロマンス小説の世界で、今もっとも売れている作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を送ったことが、現在の精力的な執筆活動につながっているという。米ジョージア州在住。大の親日家である。