ハーレクイン文庫
長い間慈しみ育ててくれた義父が、余命いくばくもないという。 シェリーは、迎えに来た12歳年上の義兄ミッチェルに連れられ、 慌ただしく帰郷する。義父のためならなんでもするつもりだった。 でも、ミッチェルのやり方はあんまりだ。 とつぜん一方的に、シェリーとの婚約を宣言したのだ。 いつだって命じるばっかりの義兄さんとはいえ、ひどいわ。 ほかに好きな人がいるのを私、知っているのよ……。 少女のころから密かに憧れ慕ってきたミッチェルだけにシェリーはこんな偽りの婚約劇には耐えられなかった。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年06月01日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 富田美智子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年05月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93810-7
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- 書籍番号
- HQB-810 (初版R-291)
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アマン
一気に読みました。とにかくかわいいヒロインに、胸がキュンキュンしました。そしてお相手の義理の兄である素敵なヒーローにも…。遠い昔、海外に憧れていた私の心を再び想い出させるような、広大な大地と、そして細かく書かれた日常の営み。お互いに好きで好きでたまらない相手なのに、素直にその気持ちを口に出せない主人公達、そんな時代が自分にもあったなと懐かしく、またそんな2人のやりとりを微笑ましくもイライラしながら一気読み。(笑)こんな世界があったのかと、やっぱり読書って楽しいなぁと再確認しました。若い人にぜひ読んで欲しいですね。そして、純愛物語は永遠です♪
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モニター
まず、帯に書かれていた “君が大人になるまでぼくは待ったー”というフレーズを読んで、ちょっとロリコンが入ってるのかな?と引き気味で読みました。が、読んでるうちに、ヒロインの成長を温かい眼差しでずっと見守ってきたヒーローの気持ちが伝わって、早く結ばれたら良いのに〜と感情移入しちゃいました。残念だったのは、気持ちが一つになったのが最後の最後だったので、そのハッピーエンドの続きを読みたかったです。
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のんたのん
こんな魅力的な義兄がいたら惚れちゃうよなぁとヒロインの立場にたってドキドキしながら読みました。お仕置きが○○なんてステキ!
ニュージーランド生まれ。ロマンス小説界でもっとも権威あるRITA賞に、2度もノミネートされた実力派。ドラマティックなストーリー展開で、長きにわたってロマンスファンを魅了しつづけている。