ハーレクイン文庫
炎と燃えた夏
ジャスティンは、父親が遺した借金のせいで、銀行に融資の申し出に来ていた。しかもまごつく彼女を、担当者は見下した目で見つめるので震えてしまい…。
ジャスティンは緊張のあまり、逃げだしたくなった。 いままで誰かを誘惑したことなんて一度もない。 だがいま、目の前にいる銀行の融資担当者を誘惑できなかったら、 父親が遺した莫大な借金のせいで、家屋敷まで失ってしまう。 女の魅力を武器に最大限に活かせば、 この担当者から融資を引きだせると、噂に聞いてきたが、 体を差しだすつもりはないことを悟られないようにしなくては。 ジャスティンは知る由もなかった。苦々しく見つめるその男が、 融資担当者ではなく、実はこの銀行の頭取だということを──。
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年08月01日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 小長光弘美
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年07月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93749-0
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- 書籍番号
- HQB-749 (初版I-1277)
読者レビュー
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オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出てクラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして3人の娘に恵まれたが、家事をこなす合間に小説を書き始める。テンポのよいセクシーな描写を得意としている。趣味は幅広く、長編の物語を読むことからパズルを解くこと、そして賭事にまで及ぶ。