ハーレクイン・シリーズ
父の経営する小さな会社で事務員として働くライラは、 会社がギリシア人の大富豪に買収されたと聞いて驚いた。 バスティエン・ジコス! まさかこんな形で再会するなんて。 2年前、ライラはプレイボーイと噂の彼から誘惑されたが、 きっぱりと拒絶した。愛のない相手と遊びで関係を持つなど、 ライラには考えられなかったのだ。 ところが今、復讐心に燃えるバスティエンは、 会社の再建と引き替えに彼女に愛人になるよう迫ってきた。 父を救うにはこの身を差しだすしかない……ライラは心を決めた。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年06月05日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 茅野久枝
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年05月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13163-8
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- 書籍番号
- R-3163
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- ミニシリーズ
- 噂のギリシア大富豪
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モニター
大好きな作家リン・グレアム。あっという間に読破。理由は何でもよいのです。磁石の様にひかれあい反発し、運命は互いに引き寄せ愛し合う。
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モニター
さずが大御所の作品という感じで一気に読み進めました。ヒーロー、バスティエンがヒロイン、ライラを本名のデライラと呼ぶところが最初から特別感があって、良かったです。描写も詳しく、情景が見え、香りも漂ってくるようでした。おススメのお話です。
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ぺこ
「必ずハッピーエンド」のはずなのに、プレイボーイ(というか肉食系?)のまま、話が進んで行くのでドキドキしました。この心配&ドキドキがハーレクインの良いところ(笑)。とはいえ、傲慢プレイボーイなヒーローにちょっとムッとしてしまいました。
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モニター
これぞギリシャ人の大富豪キャラ、バスティエンに最初はなかなか入れ込めなかったのですが、読み進めるうちに彼がそうなってしまった経緯がわかり、早く自分の気持ちに気づいてほしいと思いながら読んでいました。
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モニター
父のためにと言うのが、強い思いなのだと感じました。ひかれあっていく姿にドキドキしました。また続きがあったら絶対読みたいです。
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ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
「情熱の作り手」
いつも熱い話で楽しませてくれる。今回は……ヒーローは激しい性格の男性だけど一本すじの通った人。ヒロインのライラは他人に流されてしまわない、柔らかくてしなやかな強さがある女性。二人のぶつかり合いが楽しかった。(北海道 KK)
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。