ハーレクイン・シリーズ
ジャクリーンは研修医として故郷に帰り、 亡き父がかつて設立した病院に採用された。 現院長は父の若き友人で同僚だったメルドン・パワーズ。 父の葬儀のときには優しい言葉をかけてくれたのに、 初日に会った彼は別人のように厳しく、小さなミスも許さない。 傲慢なメルドンに怯える日々を送るジャクリーンにとって、 同僚のマーティンとたわいない話をするのが息抜きになっていた。 だがある夜、メルドンの私邸で開かれたパーティでいつものようにマーティンと話していると、メルドンがやってきてマーティンを追い払い、強引にジャクリーンの唇を奪った!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年03月05日
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- 著者
- イヴォンヌ・ウィタル
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- 訳者
- 泉智子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年02月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22410-1
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- 書籍番号
- I-2410
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モニター
まだ若く仕事も恋も未熟なヒロインと、大人で洗練され仕事もできるヒーローが感情の行き違いでぶつかりあう。ヒロインの邪魔をする同僚やヒロインの支えになる人たちがいて、いいバランスでストーリーを面白くしています。感情移入してしまい、なかなか素直になれない二人にやきもきしましたが、それが溜まりに溜まってラストを盛り上げてくれました。
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モニター
故郷に戻り、研修医として勤めることになったジャクリーンとその病院院長であるメルドンとの微妙な距離感が、読むにつれ、縮まっていく様子にその先が読みたくなり、あっという間に読み切ってしまいました。題名にジェラシーとありますが、二人を取り囲む人間関係が良いスパイスになっており、すっきりとしたお話になっていて満足の作品です。
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sara
爽やかで魅力的なヒロインと自信満々で大人のヒーローが、素直になれずにぶつかり合いながらも互いに惹かれていく様子が巧みに描かれています。南アフリカのエキゾチックな雰囲気と2人の激しいやりとりがとても合っていて場面を盛り上げ、引き込まれます。ライバルの性悪女が頑張ってくれたお陰でメリハリの効いた読み応えのある作品でした。
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kiki
ヒーローとヒロインがふたりでいる時のピンと張りつめた空気感・・・ドキドキしちゃいました。ヒーローも少しだけ素直に気持ちを見せてくれるだけで誤解なんか招かないのに~。ヒロインにとっては切ないですよね。ヒーローの気持ちは見えないし、ライバルまでいるんですから。でも、ヒロインの周りにはヒロインを支えて背中を押してくれるステキな人もいるから、ドキドキしながらも安心して読めました。
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モニター
若くて優秀なヒロインが故郷の亡き父親が設立した病院で研修医として働く事になって、院長であるヒーローに会いに行くが、過去に会った時とは違う対応に戸惑いと反感を隠せずに衝突したり、思わぬ接近に困惑したり。そんなヒロインがとてもかわいいと思いました。そしてライバルに対しての対応の仕方がとてもスマートで読んでいて楽しかったです。
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ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
二人の道のりは長かった。結ばれてよかった。(静岡県 高見順子)
南アフリカ生まれ。70年代後半から90年代初頭にかけて活躍した作家。独特な雰囲気をもつ南アフリカの各地を舞台に男女の愛のもつれを描いた作品は、今なお絶大な人気を誇る。