ハーレクイン・シリーズ
ねじれた愛
ボスの誘惑は目的のための手段。
なのに、すすんで身を捧げるの?
傲慢で魅力的な実業家マックスの新しい秘書に自分が雇われた理由を、ダーシーは誰よりよくわかっていた。 髪型も容姿も平凡な女なら、決してボスの気を散らさないから。 ところがマックスは、そんな地味秘書と結婚すると言い出した。 一世一代の大口契約のため、家庭的な男を演じる必要に迫られたのだ。 彼みたいなプレイボーイが私を妻に? 誰も信じるわけがないわ。 もちろんダーシーは必死に拒み、退職さえ願い出た。 だがマックスは取り合わず、平然とこう言い放った。 「誰しも人には値段がついている 君はいくらだ?」 ああ、この人は成功と引きかえに、私を使い捨てるつもりなのね……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年02月20日
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- 著者
- アビー・グリーン
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- 訳者
- 松本果蓮
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年02月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13137-9
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- 書籍番号
- R-3137
読者レビュー
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ようこ
幼い頃の後悔にずっと自分を戒めていたヒーロー。ヒロインによって本当の望んでいた自分の姿に戻れますが…。なかなかヒーローも頑固。でもそんなヒーローが少しずつ見せる優しさに顔がほころびました。
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ロンドンに生まれ、幼少時にアイルランドに移住。10代のころに祖母の愛読していたハーレクインのロマンス小説に夢中になり、宿題を早急に片づけて読書する時間を捻出していた。短編映画のアシスタント・ディレクターという職を得るが、多忙な毎日の中でもハーレクインの小説への熱はますます募り、ある日辞職して、小説を書きはじめた。