ハーレクイン・シリーズ
イタリア富豪の不幸な妻
誰もが今をときめく富豪との結婚を羨んだ。
ただ一人、当の花嫁を除いて。
イタリア富豪との政略結婚を受け入れるか、さもなければ勘当か。 父親から選択を迫られ、キーリンは追いつめられていた。 傾きかけた家業を救いたい気持ちは誰にも負けないが、 だからといって、よく知りもしない相手と愛のない結婚はできない。 そこでキーリンは一計を案じた。結婚相手のジャンニのほうから、 破談を申し出てもらえばいいわ。こんな女はごめんだ、と。 その日から、キーリンはジャンニと会う日には別人になった。 派手な化粧と露出の多いドレス。態度もありえないほど下品に。 だがジャンニは頑として、結婚の意思を翻そうとしなかった。 そして迎えた結婚式当日、キーリンは予想外の事態に見舞われる。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年10月05日
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- 著者
- アビー・グリーン
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年09月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13099-0
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- 書籍番号
- R-3099
読者レビュー
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政略結婚をせまられたキーリンは、相手からことわられるように仕向けます。でも、結局ジャンニと結婚することになります。そのあとはぶつかりながらも二人の生活がはじまり、心を通わせるまでに。紆余曲折の後だけに幸せになるかと思ったのに、待っていたのは裏切り? 嘘? キーリンはジャンニに罵倒されますが何も知らず、被害者でしかありません。そこからのキーリンはすごい! できる限りの手をつくし、すべてをなげうってジャンニにあたえます。あっという間に読んでんでしまいました。《aiai》
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ロンドンに生まれ、幼少時にアイルランドに移住。10代のころに祖母の愛読していたハーレクインのロマンス小説に夢中になり、宿題を早急に片づけて読書する時間を捻出していた。短編映画のアシスタント・ディレクターという職を得るが、多忙な毎日の中でもハーレクインの小説への熱はますます募り、ある日辞職して、小説を書きはじめた。