ハーレクイン・シリーズ
パールの輝き
新進画家のシェリーは十六年前に別れた父からの手紙をきっかけに父マークが暮らすオーストラリアの古い農園を訪ねた。家族を捨てて家を出た父、それをずっと恨んで生きてきた母。けれどシェリーが父親に抱いていた愛情は消えてはいない。父は留守だったが、よろい戸をこじ開けて入った家の中でシェリーはマークの署名入りのすばらしい絵を見つけた。彼女の画才は父から受け継いだものだったのだ。その夜、父の若い友人で事業のパートナーでもあるというラフ・コンウェイが現れ、不信をあらわにシェリーを非難した。マークは何度も手紙を書いたのに一度も返事はなかった、と。だがシェリーが受け取ったのはたった一通の手紙だけ……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年12月05日
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- 著者
- マーガレット・ウェイ
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- 訳者
- 原淳子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-73769-4
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- 書籍番号
- C-769 (初版R-1157)
読者レビュー
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書くことが大好き。息子がまだ赤ちゃんのころから小説を書きはじめ、今では執筆しているときが彼女のいちばん充実した時間になっている。楽しみは仕事の合間を縫って画廊やオークションに出かけること。また、シャンパンには目がない。オーストラリアのブリスベーン市街を見下ろす小高い丘にある家が彼女の安息所である。