ハーレクイン・シリーズ
運命をこの身に宿して
すべてを奪った相続人が唯一与えたもの。
それは、この子を宿すという運命。
亡くなった継父はフランスにいる実の息子に全財産を遺し、 ジニーと母、そして妹は一夜にして無一文になった。 相続人として現れたアンドレ・ドゥシャールは屈強で傲慢な男で、 母の泣き言にも、駄々をこねる妹にも聞く耳を持たない。 だがジニーには、まるで値踏みするかのような視線を向けるのだ。 そんな折、ジニーはアンドレのホテルから出てくる妹を目撃する。 まさか、あの男は婚約者のいる妹をたぶらかそうと……! 憤った彼女は彼に詰め寄るが、逆に誘惑されベッドを共にしてしまう。 激しい後悔と罪の意識に苛まれるジニーに、アンドレは言った。 「きみは妊娠したかもしれないから、ぼくの城に連れていく」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年09月20日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 平江まゆみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年09月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13098-3
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- 書籍番号
- R-3098
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは1975年から。執筆のほかには、映画、音楽、料理、おいしいレストランの食べ歩きなどに情熱を傾けている。サマセット在住。