ハーレクイン・シリーズ
おばあさまが亡くなった? ローラは突然の訃報に驚愕した。 知らせに来たニック・ヴァルフォールは祖母の再婚相手の孫で、 南フランスで高級リゾートホテルを経営しているという。 愛する祖母は、ローラがまだ幼いころ再婚し、渡仏したのだが、 親戚一同はなぜかそれを祝福せず、以後は疎遠になってしまった。 ローラは祖母を奪った再婚相手を子供ながらに憎く思い、 ニックも彼女の一族は薄情で冷たい人間だとずっと思っていた。 だが、両家の間にわだかまる長年の誤解を解いていくうち、 いつしかローラは、ニックを強く愛し始めてしまう。 彼には、もう何年も行方不明の妻がいると知りながら。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年08月05日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 長田乃莉子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年07月16日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22382-1
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- 書籍番号
- I-2382
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ゆう
ハンサムで有能でお金持ちなうえ、思いやり深いヒーロー。ヒロインでなくても恋に落ちます。ヒロインの素直さもいいです。行方不明の妻の存在にも誠実に向き合うヒロイン。その気持ちがよく分かるので、読み進むうちにヒロインとともに切なくなってしまいます。ニース、お城、地中海、シャンソン--素敵な南フランスの情景が映画のような、愛あふれるストーリーです。
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モニター
21年もの長きにわたる一族間のわだかまり、行き違い、行方不明の彼の妻。色々な謎がとけていく過程がテンポよくスーっと入ってくるストーリーです。おばあさまの21年分の愛がステキ。人生が変わる旅です。犯人はこの人かなと予想しながら読みましたがハズレました。
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けった
私のハーレクインデビューがこの本で良かったです。外国の小説もほとんど読まないので違和感があるのではと心配しましたが、本当に上手に訳してあるんですね~。純愛な上に、内に秘めたる情熱! 面白くて先へ先へとあっという間に読んでしまいました。もっとゆっくり読めば良かった。これから読めるアナタはラッキーです♪
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モニター
最初、ヒーローのヒロインに対する態度もあまりいいものでもなく、お互いに誤解が絡まった事情もあり、どうなるのかハラハラして読みましたが、ヒロインの冷静な態度に心打たれました、悲しみもあったなかで最後は幸せな気持ちになれました。
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ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
誤解から疎遠となっていた二家族の、ヒーロー・ヒロインが引かれあってゆく様子、作者のストーリーのすばらしさに引き込まれて、一気に読み終わりました。さすがのレベッカ・ウインターズでした。(コスモス)
アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。