ハーレクイン・シリーズ
壮麗な屋敷のパーティに出席したエリーは、 舞踏室に入るやいなや、背の高い黒髪の男性に目が釘づけになった。 飢えた豹さながらの強烈で危険なオーラ。 「きみがほしくてたまらないよ、ぼくの女神」 甘い囁きと炎のように熱いキスにいざなわれ、 エリーは初めて愛の喜びを知った。 彼の名は、ラファエル・サラザール。 有名な億万長者の実業家だが、その過去は謎に包まれていた。 そんな彼に身も心も奪われ、やがて彼の子を身ごもったエリー。 だが、彼女は知る由もなかった──ラファエルが父への憎悪に燃え、 彼女を復讐の道具にするつもりだとは……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年08月05日
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- 著者
- オリヴィア・ゲイツ
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- 訳者
- 藤倉詩音
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年07月16日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51670-1
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- 書籍番号
- D-1670
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- ミニシリーズ
- 黒い城の億万長者
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ウサコ
心と体の両方で恋するってこんな感じ? ラファエルのテクニックが上手過ぎるのが気になるけど(人生のどこで覚えたのか…)、ともかくお互いに「この人だ!」と強く感じられる事は幸せだと思います。読んでいて途中雲行きが怪しくなってハラハラしましたが、愛は強し! 読後は幸せな気分でいっぱいになる作品です。
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まっちゃ
ヒロインの戸惑いに臆することなく愛情を伝え続けるヒーローは男前。ヒロインの戸惑う気持ちも理解しつつも、そこまで思われるヒロインがうらやましく思えちゃいます。
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林檎
エリーとラファエルが初めて出会うシーンでは、頭の中でのイメージができ自分もその場にいるかのように感じられました。人間の本能が情熱を高ぶらせ、時に警戒心を増長させる。偶然が偶然を呼び目まぐるしく変わりゆく状況の中、二人をとりまく個性的な人物にも注目です。
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kanon
暗いお話かと思いきや、ヒロインにメロメロのヒーローが自分の思いを貫きとおすところがステキでした! 脇役の仲間たちも男前!! 続編が楽しみです~♪
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ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
オリヴィア・ゲイツの作品に共通していますが、復讐に燃えるヒーローが、復讐の相手の家族のヒロインにひと目で惹かれ、メロメロになっていく様と、真実を知ったヒロインに拒絶された時に打ちのめされる様に胸がキュンとします。(長崎県・会社員・きえちゃん)
カイロ在住のエジプト人。作家だけにとどまらず、眼科医、歌手、画家、アクセサリーデザイナーという実にさまざまなキャリアをもち、妻と母親業もこなしている。キャラクター設定やプロットのアドバイスをしてくれる娘と、ストーリーが気に入らなければキーボードの上を歩きまわる辛口批評家のアンゴラ猫の助けを借りながら、情熱的なロマンスを書き続けている。