ハーレクイン・シリーズ
ひとりぼっちの狼
やり手のビジネスマンで美術収集家のジムは、ある個展で刺激的な美女を見かけ、心をそそられた。画廊主によると、彼女はジムと会うことになっていると言って、招待状がなければ入れないこの個展会場に入ったのだという。知らない女だ。金目当てで近づこうというのか?ジムは嫌悪感を覚えながらも、強い好奇心に駆られた。一方、ベスはジムが自分に気づいてくれないことに傷ついていた。いつか迎えに来るという彼の言葉を信じて別れたきり、十五年の月日が流れた。音信不通の理由をどうしても知りたい。すると彼が声をかけてきた。「僕と親密な関係になりたいのかい?」気づいてもらえないうえに、安っぽい女だと思われたなんて……。ベスは決心した。今夜のうちに、私が失ったものを埋め合わせよう。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年11月05日
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- 著者
- エマ・ダーシー
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- 訳者
- 竹中町子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-73762-5
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- 書籍番号
- C-762 (初版I-1191)
読者レビュー
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フランス語と英語の教師を経て、結婚後、コンピューター・プログラマーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建築デザイン、自宅のインテリアを整えることに向けられた。人と接するのが好きで、人と人とのつながりに興味を持っていた彼女は、やがてロマンス小説の世界に楽しみを見いだし、登場人物それぞれに独自の性格を与えることに意欲を燃やすようになった。旅を楽しみ、その経験は作品の中に生かされている。現在はオーストラリアのニューサウスウェールズにあるカントリーハウスに住む。