ハーレクイン・シリーズ
ニューヨークで暮らすシェフのルビーの夢はレストランを開くこと。 資金調達のためテレビ局主催の料理コンテストに出て優勝したのに、 賞金がなかなか払われず、業を煮やして社長に直訴することにした。 社長のナルシソは辣腕実業家にして名うてのプレイボーイだ。 彼が秘密クラブ、Qヴィルトゥスの親睦会に出ることを知ったルビーは、 クラブの接客係に応募し、会場のマカオへ発つ。親睦会は仮面着用だが、 ナルシソの圧倒的な魅力は隠しきれず、ルビーはすぐに彼を見抜いた。 何も知らないナルシソはセクシーな制服を着た彼女を一目で気に入り、 唇を奪っただけでは足りず、肩に担いでベッドへ運んでいこうとする。 絶体絶命のピンチにルビーは叫んだ。「あなたの正体は知ってるのよ!」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年04月20日
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- 著者
- マヤ・ブレイク
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- 訳者
- 遠藤靖子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年04月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13058-7
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- 書籍番号
- R-3058
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- ミニシリーズ
- 背徳の富豪倶楽部
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モニター
こんな素敵な恋があって心打たれた。本当に憧れる内容だった。主人公がハンサムでお金持ちで優しくて、さらに思いやりのある男性で私の理想の上をいく人だ。そんな人が現実に現れればとても嬉しいのに! また、ヒロインのように前に出られる勇気と美しさを持った輝く女性になりたいと思った。夢のような話にドキドキしたり感動したり、心に潤いを感じた。さらに、幸せな気分になったので何度も読み返したいと思った。
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M.H.Y
なんとかしてナルシソと話をするために、仕事内容も確認せずマカオへ行ったルビーの切羽詰まった状況からドキドキしっぱなしでした。燃え上がる感情を抑えるのが苦しいほどの場面もあり、お互いの家族の問題もあって、目の前の問題だけでは終わらないところが面白い。ナルシソの父親に利用されナルシソの反感を買う場面ではどうなっていくの?とハラハラしました。
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初めはナルシソの態度が苦手で、ハッピーエンドになるのかハラハラした部分もありました。ナルシソと父との駆け引きなどは素早く読み進み、ルビーを裏切り者と言い放ったときなどはどうなるかと思いました。が、さすがハーレクイン、期待通りのハッピーエンドで終わったので満足です。
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ニィナ
ヒロイン、ヒーローの情熱に流されず自分を守り抜く意志の強さに拍手。情熱を知ってしまってからの感情におぼれ方が、少し残念でしたが、最後は大好きなハッピーエンドで良かった。
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ジェミニ
設定や筋立てはハーレクインらしく夢があって素敵なのですが、話運びに無理があるところも。人物の気持ちの変化が唐突すぎて個人的には共感できない部分も感じました。ハーレクインなのだからそうなのだ、と言われればそうなんですが。結末に至ってはいきなり「愛してる」「私もよ」で終わります。せっかく良い設定で面白くなりそうな作品なので、結末に至るまでの描写がもう少しあっても良いのではないかと思いました。
イギリスの作家。妻であり2人の子どもの母でもある彼女がロマンス小説の虜になったのは、13歳のとき。姉から借りた1冊のハーレクインがきっかけだった。そんな彼女にとって、ハーレクイン社でのデビューは夢のようだったと語る。執筆に没頭していないときは、旅行やツイッターが好きだという。