ハーレクイン・シリーズ
亡くなった母の最後の手紙を読み、リヤは衝撃を受けた。 彼女の実の父親はホテル王ジーン・チャッツフィールドだという。 偶然にも〈チャッツフィールド・ロンドン〉では、 母の故郷である砂漠の国の皇太子サイードの宿泊を控え、 イスラム文化に通じた客室係を求めていて、 同系列のホテルの勤務経験があるリヤに白羽の矢が立った。 父との対面を夢見て、すぐに働きだしたリヤだったが、 思わぬ事態に遭遇してショックを受ける。 偶然、エレベーターで出くわした皇太子にいきなり腕をつかまれ、 中へ引っ張り込まれたのだ! 二人きりの空間は熱を帯びて……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年01月05日
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- 著者
- ルーシー・モンロー
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- 訳者
- 山本翔子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年12月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13027-3
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- 書籍番号
- R-3027
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- ミニシリーズ
- ホテル・チャッツフィールド
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モニター
面白かった~! 一気に読んでしまいました。ヒーローもヒロインもお互いに正直でとても好感が持てます。登場人物にも意地悪な人や嘘つきな人がいないため、安心して読むことが出来、読み終えた後清々しい気持ちになりました。今後はヒロインの兄弟や父親のロマンスへと続くのでしょうか。今後のシリーズもとても楽しみです!
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モニター
普段は生真面目でお堅いヒロインの、酔っぱらった姿がとにかく可愛い! シークが恋に落ちてしまうのも納得の可愛いさです! 脇役も魅力的なキャラクターが多く、最終的に悪人が一人も出てこないので、安心してストーリー展開を楽しめます。結末の、お互いを思いやるセリフには思わず涙ぐんでしまいました。意外性は少ないけど、ドロドロした展開が苦手な人におすすめです。
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モニター
二人の出会いは偶然が重なっていて、まぁ、ハーレクインらしい。意外だったのは初めての夜の場面。初めこそ「えーっ」と思うような展開だったけど、自然で、優しくて、熱っぽい。リアは彼女なりの、サイードにも同じく悲しみや苦しさがあるんだけど、それがいいスパイスになって、物語を引き締めている。主要な登場人物が、みんな大人で包容力と誠実さを持ち合わせていて、気持ちよく読めた。訳文が秀逸。違和感なし。楽しかった。
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モニター
ハーレクインの王道! シンデレラストーリーで、心が癒され、ほっこりとした気持ちにさせられるロマンス小説です。ストーリーはシンプルで一気に読み終えました。次からどのような展開になるのか楽しみでもあります。
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ベストロマンス大賞2015年上半期 TOP10
登場人物の性格がどの人もいいところが良かったです。嫌な気分になることなく読めました。(よまたけ・主婦)
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ベストロマンス大賞2015年上半期 TOP10
自分が皇太子としての在るべき姿を慮り過ぎて、彼女への思いを断ち切れない切ない気持ちが伝わってくる。(ミミちゃん・OL)
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ベストロマンス大賞2015年上半期 TOP10
王室のトラブルに巻き込まれるようなかたちになったリヤ。醜聞にまみれたホテル王が自分の父親?そんななか、担当になったシーク・サイードと過ごすようになり・・。展開がはやく、それでいて、切ない思いにあふれていた。
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ベストロマンス大賞2015年上半期 TOP10
シーク物の王道(かあか・会社員)
アメリカ、オレゴン州出身。2005年デビュー作『許されない口づけ』で、たちまち人気作家の仲間入りを果たす。愛はほかのどんな感情よりも強く、苦しみを克服して幸福を見いだす力をくれるという信念のもとに執筆している。13歳のときからロマンス小説の大ファン。大学在学中に“生涯でいちばん素敵な男性”と知り合って結婚した。18歳の夏に家族で訪れたヨーロッパが忘れられず、今も時間があれば旅行を楽しんでいる。