ハーレクイン・シリーズ
天使は愛にひざまずく
妹と同じ相手を愛してしまったの?
もし彼に知られたら、いい笑いものだわ。
イーヴァは亡妹の遺した双子の赤ん坊を連れ、パリを訪れていた。 なけなしの貯金をはたいてまで来たのは、子供の父親に会うためだ。 もはや肉体的にも経済的にも、ひとりでの子育ては限界にきていた。 ところが妹から父親だと聞いていた画廊オーナーのミカエルは、 妹と関係を持つどころか、会ったことすらないと言い張った。 なんて傲慢で無責任な男なの! イーヴァは思わず彼の頬を叩いていた。 それは普段の彼女ならありえないことだった。 そうしなければ、もっととんでもないことをしそうで怖かったのだ。 女性なら誰でも惹かれずにいられないほど、彼がすてきだったから。 妹とベッドをともにした男性に惹かれるなんて、不道徳すぎるから。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年12月05日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年11月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13019-8
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- 書籍番号
- R-3019
読者レビュー
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ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。3人兄妹の末っ子としてベッドフォードシャーの小村で育つ。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年、みごとデビューを果たした。物語を作るときにいちばん楽しいのは、ヒロインとヒーローの性格を考えるとき。書いているうちに徐々に主導権が移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめるのだという。