ハーレクイン・シリーズ
美しき詐欺師
わたしを詐欺師だというのね。彼が再び現れたのは復讐のため?
マイナは、重役秘書として働く会社のパーティで、大物の資金提供者だという男性を紹介されてはっとした。チェザーレ……。彼がどうしてこんなところに?四年前マイナは、一大財閥を率いるチェザーレの秘書に採用された。そしてある大口の取り引きの成功を祝う席で、シャンパンとともに自分自身を差し出し、翌朝、理由も告げられずに突然解雇されたのだ。紹介状も書いてもらえず、それからの日々は地獄のようだった。「君が僕を利用したように利用してやる」今マイナは、そう告げる彼の顔をぼんやりと見つめた。ずっと秘密にしてきたことが頭の中をかけめぐった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年07月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 上村悦子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11800-0
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- 書籍番号
- R-1800
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