ハーレクイン・シリーズ
サルヴァトーレの孤独
彼の魅惑的な瞳は誰を見ているの?
亡くした妻……それとも、私?
「優秀な療法士である君に、どうしても娘を治してもらいたい」 シチリアの大富豪サルヴァトーレ・カステッラーノは、 ダーシーのオフィスに現れるなり、金持ち特有の傲慢さで要求した。 夫の裏切りと離婚に傷つき、しばらく休養するつもりだったのだが、 ダーシーは幼い彼の娘への同情を禁じ得ず、シチリア行きを承諾する。 訪れたサルヴァトーレの城は、亡き妻の写真で埋め尽くされていた。 よほど奥様を愛していたのね……ダーシーは父娘の傷心を慮ったが、 彼自身は妻を亡くした車の事故の記憶をなくしているのだという。 抗いきれない魅力を放つサルヴァトーレに惹かれていくダーシーだが、 亡き妻の面影に阻まれた、勝ち目のない恋だった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年09月20日
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- 著者
- シャンテル・ショー
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- 訳者
- 山科みずき
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年09月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13002-0
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- 書籍番号
- R-3002
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ロンドン育ちの英国人作家。少女の頃から頭の中でお話を作るのが大好きで、10代の頃にはミルズ&ブーン社のロマンスを読んでいた。20歳で結婚、第1子の誕生とともにケント州の海辺に移り、現在も在住。浜辺を歩きながら小説のキャラクターを考えるという。趣味はガーデニングや散歩で、チョコレートには目がない。6人の子供の母親でもある。