ハーレクイン・シリーズ
私、ひどくばかなまねをしているのかしら? アレクシーズの誘いに乗って世界各地を巡りつつも、 キャリーはいつも破局の予感におびえていた。彼はギリシアの大富豪。 ウエイトレスをしていたときに知り合った、別世界の男性なのだ。 一方、アレクシーズは、純真な彼女に愛を教える喜びに浸っていたが、 母親に資産家の娘との見合い結婚を迫られ、一計を案ずる。 キャリーを恋人に仕立てあげて連れ帰れば……。 わけもわからずギリシアへと連れていかれた彼女を待っていたのは、 ギリシア人ばかりの晩餐の席と残酷な仕打ち―― アレクシーズの手によって、露出の多いきわどいドレスで飾り立てられ、 頭の軽い愛人を演じさせられる屈辱だった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年09月20日
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- 著者
- ジュリア・ジェイムズ
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- 訳者
- 鈴木けい
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年09月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90273-3
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- 書籍番号
- K-263 (初版R-2390)
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モニター
キャリーが夢見ていたことは女の子が普通に夢見ることでしょう。その夢が破れ、さらなる不幸がキャリーを襲います。どうしてキャリーがこんな目に!?と思うと涙が止まりませんでした。彼が悩み、後悔し、ただひとつの真実に辿り着くシーンは、すごく印象的でした。ここでも涙です。そして最後に、えっ?という仕掛けがしてあって、それが物語をさらにハッピーにしてくれます。
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モニター
引き込まれて一気に読みました。正直、タイトル・裏表紙のあらすじの印象はそんなに良くはなかったのですが。おもしろかったです。ヒーローとヒロイン、ふたりの先が気になる。ヒロインは内気で何事も悪い方に考えてしまう子ですが、好感が持てます。女性が好きそうなストーリーだと思いました。ハラハラもあり、甘いドキドキもあり。昼ドラ要素も少しあり。
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モニター
大富豪との身分違いの恋は大好きですが、読み進めていくとだんだんヒロインが可哀想に思えてきてヒーローが嫌いになりそうになりました。主人公に感情移入しすぎて、途中切なくて胸が苦しくなりました。でも、最後まで読むとヒーローもそんなに悪い人じゃなかったなとすっきりと読み終わることができます。
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モニター
この作品はヒーローに振り回されるヒロインの話ですがそれだけで終わらないのはさすがジュリア・ジェイムズだと思いました。登場シーンは少ないながらも、母親も弟ヤニスもうまく書かれていて読みごたえがありました。
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モニター
久々に泣いてしまいました。真実を知らされてからの部分はヒロインに感情入りすぎで読んでしまいました。幸せになってと思わずにいられない、そんなお話でした。
10代のころ初めてミルズ&ブーン社のロマンス小説を読んで以来の大ファン。ロマンスの舞台として理想的な地中海地方やイギリスの田園が大好きで、特に歴史ある城やコテージに惹かれるという。趣味はウォーキング、ガーデニング、刺繍、お菓子作りなど。現在は家族とイギリスに在住。