ハーレクイン・シリーズ
白夜の大富豪
教えて……あなたが求めるのは、
愛人だけなの?
音もなく、滑るようにセルゲイ・マリノフの豪華なリムジンは、 白夜のサンクトペテルブルクを疾走している。 クレメンタインは夢見心地だった。美しい街、たくましい男性。 ついさっきまでは、絶望のどん底にいたのに。 仕事で訪れた外国の地で暴漢に襲われ、ハンドバッグを奪われた。 駆けつけて彼女を救ってくれたのが、セルゲイだった。 17歳の頃からずっと働きづめで、愛も知らないクレメンタインは、 この束の間のシンデレラ・ストーリーに浸ろうと思った。 セルゲイのプライベートジェットにさらわれ、ニューヨークで 愛人にされてしまうとは、まさか知る由もなく……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年08月20日
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- 著者
- ルーシー・エリス
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年07月31日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12990-1
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- 書籍番号
- R-2990
読者レビュー
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モニター
複雑な思いを抱えた二人の関係がもどかしく、歯がゆさを感じながらも目が離せずいつの間にか読み終えてしまいました。ヒロインの真っ直ぐでいじらしい姿についつい応援しながら読んでいました。面白かったです。
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モニター
ヒロインのキャラクターがなかなかよかった。遊びたいけど、ストイックな部分とか・・・。逃げても言いたいことはズバっという性格も気に入った! 読んでいるとハラハラしつつもヒロインを応援してしまう小説でした。
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モニター
愛人がテーマの作品はいくつか読みましたが、他の愛人ものとは印象が違いました。どう違うのかと説明するのは難しいのですが、とにかく先がどうなるか読めなくてハラハラしながら読み進む感じでした。この作家の他の作品も読んでみたくなりました。
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モニター
クレメンタインとセルゲイの、情熱的な絶妙な駆け引きが最高でした。二人の交錯する想いが時にユーモラスに、時にはもどかしく描かれていて、面白すぎてあっという間に読んでしまいました。
オーストラリア南部メルボルン郊外の小さなコテージに住む。本を読むこと、おとぎばなし、高級ランジェリー、古い映画、そして大柄でゴージャスな男性(ドアを通るときにすこし前屈みになるくらいの!)が、この世で好きなものトップ5だという。そんな大好きなものすべてをストーリーに詰め込めることが、ロマンス小説家のいいところ、と語る。