ハーレクイン・シリーズ
緋色の花嫁
緋色という罪の色が、彼女の人生を支配していた。
エストレーリャには、身持ちの悪い女というレッテルが貼られていた。父親のアルフレドはそのイメージを払拭しようと、次々に縁談を持ちかけ、娘を早く結婚させようとする。今日もラモン・ダリオという男性が訪ねてきた。これで十人目だ。彼の目的は、アルフレドが所有するテレビ局の買収。その条件としてあがったのが、エストレーリャとの結婚だ。父親に促され、彼女は沈んだ心でラモンの待つ部屋へと向かった。いつものように愛のないプロポーズを受け、いつものようにノーと答えるために……。だがラモンが口にしたのは、意外な言葉だった。
-
- 頁数
- 208頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2014年05月05日
-
- 著者
- ケイト・ウォーカー
-
- 訳者
- 春野ひろこ
-
- 定価
- 704円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-596-12102-8
-
- 書籍番号
- R-2102
-
- ミニシリーズ
- アルコラール家に愛を
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
今月スタートの二部作〈アルコラール家に愛を〉は、R-2053「十二カ月の恋人」の関連作です。本作には北米インターネットで発表された作品「知らぬまに結婚」も番外編として巻末についています。アルコラール家の一員アレックスがヒーローです。