ハーレクイン・シリーズ
ベスは双子の妹の頼みに驚愕した。妹は実業家マーコスの秘書として高給を得ているが、社内不倫のあげく妊娠したうえ、 出産が終わるまでベスに身代わりを務めてほしいというのだ。 話を聞くかぎり、マーコスは社内恋愛すら許さないワンマンな社長だ。 とはいえ、ただ一人の妹のためにできるだけのことはしてあげたい。 妹になりすましたベスは、緊張しながら出勤した。 そして初めてボスであるマーコスと対面し、息が止まりそうになった。 傲慢さをにじませながらも、荒削りさがセクシーな男性。 ぼうっと立ちつくすベスは、そのときは想像すらしなかった―― マーコスと恋に落ち、運命の皮肉さを思い知らされることになるとは。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年06月20日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 水月遙
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年06月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12976-5
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- 書籍番号
- R-2976
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モニター
これこそハーレクインの王道です。社長と秘書、それも入れ替わった双子の姉。読む前からわくわくしてしまいました。少しシニカルな二人の会話も大好きですし、いろいろな事があって最後は・・・。私のお気に入りの一冊になりました。
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モニター
妹のために偽りの生活をする心優しい姉。真実を明かしたくても妹のために明かせない苦悩がよく描かれていました。最後にハッピーエンドになって本当に良かったです。素敵な作品に出会えてよかったです。
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モニター
身近なオフィスでのラブストーリーに、妄想がとまりませんでした。自分に重ねてこんなこと職場で起こらないかなって期待。たいてい「2人だけの世界」っていう作品が多いものだけど、本作品はちゃんとすべての登場人物が魅力的でした。何度も読み返したいお気に入りの作品となりました。
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モニター
この作品のヒーローは、がんばって探したら現実にも絶対いるよね!って感じのヒーローで、思わず感情移入して読んでしまいました。なので、ヒロインの嘘がばれてからのヒーローの態度には結構傷つきました。それをヒーローに会えないよりはましと耐えるヒロインが、報われたときは本当にうれしかったです。作家さん買い決定の一冊になりました。
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モニター
このお話を読んで一番印象に残ったのは、ヒロインでもヒーローでもなくヒロインベスの妹、ローラです。ローラの強引さ、図々しさ、無神経さには読んでいてムカムカしっ放しでした。特に身代わりがばれてしまった後のことは、ベスが可哀そうでなりませんでした。マーコスの仕返しはローラの無神経さに比べたら、ひどすぎる!という程でもなかったように思えます。お金持ちではあるけれど、少し手を伸ばせば届きそうな世界のお話で、楽しんで読むことができました。
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。