ハーレクイン・シリーズ
美しき標的
たった一度の出会いだった。
なのに彼を想ってしまうのは、なぜ?
アラベラはおばを訪ねにロンドンへ向かう道中、 けがをした黒髪の男性を発見した。 意識を失っている彼の美しい顔に見覚えがあり、 以前一度だけ会ったことのあるチャールズ・ハンター卿だと気づく。 看病のため彼を宿屋まで運んだアラベラは、世間体を気遣い、 便宜的にチャールズの妻のふりをして部屋をとった。 懸命な看護の甲斐あって、翌日、チャールズは目を覚ました。 しかし、宿の女主人から自分に“妻”がいると聞き、 彼はアラベラに向かって罵りの言葉を浴びせた。 「きみは誰だ? 看病とひきかえに求婚されるつもりなら大間違いだ!」
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年05月05日
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- 著者
- アン・ヘリス
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- 訳者
- 鈴木たえ子
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- 定価
- 906円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年04月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33187-8
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- 書籍番号
- PHS-87 (初版HS-312)
イギリスはケンブリッジに住んでいるが、冬のあいだは夫とともにスペインのジブラルタル海峡に面したマラガのリゾート地で過ごすことが多い。青い海の白い波頭を眺めながら、涙あり笑いありの、ロマンチックな恋物語の構想を練るという。