ハーレクイン・シリーズ
幻のジャガー
アリゾナの光と影 Ⅲ
禁じられた恋?そんなことないわ。ジャガーがふたりを守ってくれるから。
吹雪のなか、懐かしいわが家へと車を走らせながら、レイチェルは胸を躍らせていた。予定より早く帰ったら、みんなはどんな顔をするかしら。そのとき、レイチェルははっと息をのんだ。なにかが飛びだした。山猫?クーガー?それとも……このアリゾナの地に、ジャガー?ハンドルを切り損ね、車ごと崖から落ちた彼女のもとに、救援隊が駆けつける。その中心となったジムは、亡父が目の敵にしていた隣のカニンガム牧場の息子だった。出血がひどく多量の血液を必要とするレイチェルに、同じAB型だったジムが輸血を申し出る。彼がいてくれると、不思議と安心していられるわ。それにしても、どうしてこんなに顔がほてるのだろう。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年01月05日
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- 著者
- リンゼイ・マッケンナ
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- 訳者
- 井野上悦子
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-5799-1
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- 書籍番号
- N-772
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- ミニシリーズ
- アリゾナの光と影
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