ハーレクイン・シリーズ
ジェナは偶然知り合ったハンサムな男性の名を聞き、凍りついた。 アダム・ロス? ロス家といえば社交界で絶大な権力を誇る一流の家柄。 でも、兄はロス家の人間にお金を騙し取られたと言っていたわ。 アダムの品定めするような視線を感じて、ジェナは警戒した。 一方アダムは呆れつつも、お堅そうなジェナを興味津々で見つめていた。 投資の失敗を詐欺と勘違いするとは、無知にもほどがある。 だがロス家を憎んでいるのなら……むしろ都合がいい。 アダムはジェナに狙いを定めた。 ある事情で彼は、ぜったい自分に恋愛感情を抱かない女性を 急遽必要としているのだった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年03月20日
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- 著者
- マクシーン・サリバン
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- 訳者
- 佐倉加奈
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年03月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51604-6
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- 書籍番号
- D-1604
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モニター
お互いひかれているのに頑ななまでにそれを隠して、認めようとしない二人。その駆け引きがとってもおもしろかったです。一気に読んでしまいました!!
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モニター
現実とは少しかけ離れた内容だけれど、でも、だからこそ夢みるうっとりとした気分で読めました。こんな恋もしてみたいと余韻に浸っています。
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モニター
中盤から胸が高鳴り、2人のお互いに対する思いに涙しました。今まで、本を読んでいなかったが、読むことが楽しく思えました。
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モニター
帯に〈傲慢な男たち〉と書いてあったのですが読み終わって納得! 大富豪ヒーローと恋人契約なんて危険な組み合わせで、ヒーローを軽蔑しているヒロイン、ジェナは自分の心を盗まれないように一生懸命。惹かれて行く過程が丁寧でとても共感できました。終盤の怒涛の展開は涙、涙! 辛い経験をした人に是非読んでもらいたい作品でした。
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モニター
とにかく終始ドキドキしっぱなしでした。アダムの強引なところ、優しいところ、そして本当は脆いところのギャップにやられっぱなしで自分がジェナになった気分でのめり込んでしまいます。好きになっちゃ駄目だとお互い思いつつもどうしても惹かれてしまう二人の気持ちの変化にどうするの?どうなるの?と前のめりに物語を読みつづけていくうちにいつの間にか自分がジェナであるかのような気分にさせられてしまうのです。物語のアップダウンに胸がギュウギュウとしてしまいますが嫌な気持ちにはならずスパイスが山のようにちりばめられているのでドキドキした恋愛を思いだしたり妄想したりするにはもってこいだと思います。モニター本の中で一番好きなお話でした。
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モニター
読んでいくうちに、自分もだんだんとこの本の「傲慢な男」に惹かれていくのが分かりました。ヒーロー、ヒロインの二人以外の登場人物もいいキャラばかりで、とても気に入っています。兄スチュワートを思う主人公ジェナ、弟リアムを思うアダム。ジェナを思う兄嫁ビッキー。最後はどうなることかと思いましたが、安心の結末でほっとしました。関連作品があるのであれば、是非読みたいです!【モニター】
〔編集部より〕アダムの兄、ドミニクがヒーローの関連前作『億万長者の冷たい求愛』がございます! 自分を悪女と誤解する周囲の人たちの心をとかしていく、ヒロインの清らかさに心打たれます。ラストシーンは涙なくしては読めません! ぜひあわせてお楽しみください。
オーストラリアのメルボルン在住。ロマンス小説を生涯愛した母親の影響で、ごく自然な流れでロマンス小説家となった。夫の仕事の関係で訪れるさまざまな場所で、著書を生み出す。たびたびヒーローぶりを披露してくれる夫と、2人のかわいい息子、それから愛すべき動物たちとともに暮らしている。