ハーレクイン・シリーズ
領主と無垢な恋人
選ばれし花嫁 Ⅰ
ステップを踏む彼の抱擁とささやきが
彼女に恋の魔法をかけた。
アラーナはガイのことを心ひそかに“谷の領主”と呼んでいる。彼は由緒ある家に生まれ、この地でもっとも成功した人物だ。まさにあこがれのヒーローだけれど、年上だし、なにより境遇が全然ちがう。彼に恋をしてはだめよ、とアラーナは自戒してきた。一方、ガイのほうもアラーナを子ども扱いしていた。ところがある夜、ガイが主催するパーティで、ダンスに興じている最中に彼が唐突にささやいた。「きみがまぶしすぎて、ぼくにはほかの女性が見えない」彼の真意を計りかねながらも、アラーナの心は舞いあがった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年09月20日
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- 著者
- マーガレット・ウェイ
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- 訳者
- 柿原日出子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-22038-7
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- 書籍番号
- I-2038
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- ミニシリーズ
- 選ばれし花嫁
読者レビュー
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書くことが大好き。息子がまだ赤ちゃんのころから小説を書きはじめ、今では執筆しているときが彼女のいちばん充実した時間になっている。楽しみは仕事の合間を縫って画廊やオークションに出かけること。また、シャンパンには目がない。オーストラリアのブリスベーン市街を見下ろす小高い丘にある家が彼女の安息所である。