ハーレクイン・シリーズ
母亡きあと困窮した暮らしを送っているボーディには、何年も前から密かに心を寄せる年上の男性がいた。大牧場を経営するカーク3兄弟の次男、ケインだ。かつて彼は罪なプレイボーイとして名をはせていたものの、今では心と体に深い傷を負い、すさんだ日々を過ごしている。ある日、彼に燃えるようなキスをされ、ボーディは舞い上がった。ついに彼が振り向いてくれたのかもしれない……。だがその直後、彼女は金目当ての娼婦と冷たく罵られた。
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- 頁数
- 272頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年12月20日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 平江まゆみ
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- 定価
- 1,216円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年12月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-80075-6
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- 書籍番号
- PS-75
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- ミニシリーズ
- ワイオミングの風
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モニター
若いのに古風なボーデイと深い傷を負ったケインの物語をもどかしく思いながら読んでました。今風のネット犯罪も織り込まれ、徐々に変化していく二人がかわいかった。
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モニター
ダイアナ・パーマーお得意の年の差カップルのお話。苦労続きで、頑張り屋だけど、純粋さを失わないボーディ。そして、裕福で容姿にも恵まれていたケイン。でも、彼はひどく傷ついて挫折を味わい、今までの自信もばらばらに砕け散って、自分をもう一度作り直している途中。そんな二人だから、まるで実際の年齢と逆転しているかのような、傷つけ方をしてしまうのかも。手遅れになる前に、自分の気持ちに早く気づいてと、ハラハラの連続でした。
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モニター
ダイアナ作品なので色々と覚悟して読み始めましたが、ボーディの不運続きとヒーローからのきつい言動に、こちらまで胸が痛くなりました。ヒーローのケインにも同情するだけの理由があるのですが、ボーディの深い愛情にただただ頭が下がる思いです。ようやく幸せを掴めたラストには、心からよかった!と思いました。
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モニター
ノンフィクションのような物語でした。主人公のボーディの一生懸命さに共感できてる作品だと思います。
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モニター
ボーディは、継父のせいで困窮した生活を送り、ケインはある事情のせいで怪我と向き合う事が出来ず酒に逃げていました。そんな二人は様々は困難な状況におちいり、この先どうなるのか? 一気に読破してしまいました。
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モニター
ダイアナ・パーマーの作品はあまり読んだことがなかったので、年齢の離れた二人の恋物語というくらいの認識しかありませんでした。ところが、心と体に傷を持っていてすごく影のあるヒーローに対し、ただただ純粋に心を寄せるヒロインの心のふれあいがすごく心にしみました。現代社会の問題も盛り込まれていたりなど、ただの恋愛小説だけでないことに感動しました。ハーレクインのなかでは長編に入るとおもいますが、一気に読み終えることができました。
シリーズロマンスの世界で、今もっとも売れている作家の一人。総発行部数は4200万部を超え、ベストセラー賞の受賞も十数回に及ぶ。1979年のデビュー当時より熱狂的なファンを数多く擁し、常に次回作の完成が心待ちにされている。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を経験したことから、多忙な日々をものともせず、ファンの期待に応えて情熱的な作品の執筆を続けている。ジョージア州在住。大の親日家で、日本の言葉と文化を学んでいる。2001年8月に初来日し、その魅力的な人柄でファンを虜にした。