ハーレクイン・シリーズ
ルーシーの父の上司ガブリエル・ガルシア・ディアスは、美女との噂が常に絶えない大物実業家だった。その罪深いほど整った顔とよく響くセクシーな声に怖じ気づき、“きみが欲しい”というあからさまな誘惑を拒んだのは2年前のこと。ガブリエルのカリスマ的な魅力は今でもルーシーの胸を震わせるが、まさか、彼にすがらなければならない日が来るなんて!父が病気の母のため、会社の金を使い込んでしまったのだ。必ず返済するつもりだったとはいえ、ガブリエルは許さないだろう。なんとか父を助けたいと懇願するルーシーに、彼は冷たく言った。「ベッドを共にすれば、お父さんの横領の罪は見逃してやろう」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年11月20日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年11月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12913-0
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- 書籍番号
- R-2913
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モニター
あらすじを見ると「王道」。けれども読み進めるとそれだけではないと引き込まれます。にやりとします。愛人契約に至るまでのルーシーの気持ちの揺れに納得。読了し、つまりは一目惚れしたひとの心も何もかもを手にするまでの物語だったのね。と、にやりにやり。幸せなラストが嬉しいです。
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モニター
題名の通り天使の様に身も心もキレイな主人公。きっと男なら惹かれないわけない。だから父親の横領を許してもらう為に身を捧げなきゃいけなくなって、優しい主人公は、流されてしまうのかな?と、思っって読んでました。しかし、ガンとして自分のこだわりを持つ一本芯の通ったところがあって、それがとても好感が持てました。
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モニター
濃厚なベッドシーンが刺激的♪♪♪悪魔の様なガブリエルでもベッドではあくまでも優しく情熱的で良かったです。
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モニター
結婚するまで貞操を守る女性と、結婚はしない女遊びの激しい男性という、正反対な二人が面白かったです。ルーシーが作り上げた架空の彼に嫉妬するガブリエルが面白くてきゅんとしてしまいました。ほんの些細な嘘が大きな嘘に発展してしまい、途方に暮れるルーシーの姿も微笑ましかったです。
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モニター
初めはなんて酷い男なんだ!と思いましたが、話が進むにつれ、惹かれていく気持ちをどうしようもない二人が切なくなりました。二人が、一度関係を終わらせた時には本当にやきもきしましたが、最後にヒロインがだした勇気に拍手! 幸せなカップルになって良かったです。読後感が大変良かったと思います。
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。