ハーレクイン・シリーズ
二十歳のキャロルの前に、ある日突然デーモン・ハンターは現れた。弁護士だという彼は、キャロルの祖父が亡くなったこと、彼女が後継者として指命され、莫大な遺産が遺されたことを告げる。若き相続人として一躍時の人となったキャロルは、マスコミから追われ親戚から敵視され、混乱のなか孤立する。初めて会ったときから激しく惹かれていたデーモンへの想いは日に日に膨らんでいくばかりだが、彼の愛は望むべくもない。デーモンがいつも献身的に寄り添ってくれているのは、あくまでも弁護士としての務めからだということは承知しているから。だがクリスマスの日、彼女を亡き者にしようとする事件が起きて――。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年11月20日
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- 著者
- マーガレット・ウェイ
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- 訳者
- 外山恵理
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年11月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22299-2
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- 書籍番号
- I-2299
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モニター
遺産を相続したキャロルの周りの環境はひどく、辛いものだった。だけど、デーモンが居るだけで安心感を得られる。私がキャロルでも、デーモンを好きになっていたでしょう。遺産相続というドロドロとした話の中で、二人の関係は、じれったいけど、ほほえましく感じられ、とても読みやすかったです。
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モニター
純粋なヒロインの愛情がデーモンに伝わる日はくるのか!? 遠い人だと思っていたデーモンの心に変化が起こり、ストーリーの最後までハラハラドキドキでした。
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モニター
まだ本当の恋をしたことがない少女が、自分を守ってくれる弁護士との愛に目覚めていく姿を、なんとも緊張して読み進めていきました。主人公のキャロルが、いろんな出来事を乗り越えて、大人の恋愛を知っていくところがポイントではないでしょうか。
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モニター
自分は子供だし、彼にはステキな大人の恋人がいる・・・惹かれ合うけれどお互い世間体を気にして、いかにもな恋の駆け引きはないですが、ミステリー要素も加わって、読み応えのある一冊です。
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モニター
まず題名がステキです。スリリングな出会いに自然と心がときめきます。主人公は二十歳の魅力的な女性。遺産相続を巡り、正義感あふれる紳士的な弁護士と出会います。夢のようなファンタジーの世界へ読者を連れて行ってくれます。
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モニター
突如、祖父の遺志を継ぎ、莫大な財産を相続する事となったキャロル、頼れるのはデーモンただ一人。そのかよわくも真っ直ぐな彼女を愛おしく想う弁護士デーモン。しかしクリスマスの夜、お互いを確かめ合おうとする様はドキドキあり、じれったさありです。その後はもうすっかり二人に引き込まれ、夢中で一気に読んでしまいました。
息子がまだ赤ちゃんのころから小説を書き始め、今では執筆しているときがいちばん充実した時間になっている。楽しみは仕事の合間を縫って画廊やオークションに出かけること。また、シャンパンには目がない。オーストラリアのブリスベン市街を見下ろす小高い丘にある家が彼女の安息所である。