ハーレクイン・シリーズ
理想の男性と結婚し、30歳までには赤ちゃんを産む――テリーはそんな人生の夢を描いていたが、恋は無残な失敗ばかり。結婚はあきらめても、子供はどうしても欲しい。だから人工授精を考えていると親友のニックに話したテリーは、彼の返答に唖然とした。「それならぼくと結婚しないか? 子供が生まれたら別れればいい」イタリア系の魅惑的な容貌をもつニックは優しくて、しかも裕福だ。彼が恋人をとっかえひっかえするのを見るのがつらすぎて、想いは胸に秘め、親友でいようと決めたのに……。ニックが出した条件は、“自然な方法で子供を授かること”。「では、まず相性を確かめよう」とまどうテリーに、彼は唇を重ねてきた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年11月20日
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- 著者
- ミシェル・セルマー
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- 訳者
- 土屋恵
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年11月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51588-9
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- 書籍番号
- D-1588
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- ミニシリーズ
- 花嫁は一千万ドル
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モニター
20年来の親友と契約結婚なんて、うまくいきそうでなかなかうまくいかない展開に、もどかしいけどハラハラドキドキさせられます。お互いの気持ちをセクシーなヒーローの作る甘いチョコレートで溶かしてほしいと思いました。三部作なので続きも気になる一冊です。
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モニター
ヒロインとヒーローが結婚に至る理由が、突拍子もないような設定ですが、ハーレクインらしくていいです。ほほえましい新婚ぶりなのに、当の新婚さんは幸せに不安を覚えているという面白い状況です。イタリアの大家族ものなので、ヒーローのいとこ達の恋愛話にも興味が湧きました。
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モニター
二人の葛藤にハラハラしながら、一気に読んでしまいました。ヒーローが頼りになる男性で、素敵でした。次回作も楽しみです。
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モニター
穏やかな気持ちで読み終えました。初めから魅力的な提案で、それを受けて物語が始まり、はらはらドキドキでいろんな試練が起こり、二人がそれを乗り越えて行く。私ごとですが娘も今年嫁ぎ、幸せに暮らしています。そんな連想も頭に浮かんでしまう。本当に、家族のありがたさを再認識し、楽しめました。最後は自分の昔も思い出したりしました。幸せな気持ちになりました。
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モニター
恋愛は正直に気持ちを表現しなければいけないのだなぁと思わせてくれた作品です。
デトロイトに生まれる。子どものころから書くことが大好きだったが、高校卒業後は美容学校に進学。19歳で結婚し、3人の子どもの母となった後、本格的に文章を書く勉強を始めた。ジェニファー・クルージーの小説を読んだことをきっかけに、ロマンス小説を書こうと決心したという。