ハーレクイン・シリーズ
いとしさの行方
すてきな侯爵から誘いを受けたけれど、彼は友人の恋人らしい。
「自分が誰かわかるか?」病室で目覚めたセリーナに鋭い質問が飛んだ。質問の主は、背が高くてたくましい、ハンサムな男性だった。同席していた医師の説明によれば、セリーナは交通事故にあい、しばらく意識を失っていたのだという。彼女に対して厳しい態度をとる男性はラファエルといい、どういうわけかセリーナを毎日見舞って面倒を見ようとする。あるとき、彼はトニオという名の男の赤ちゃんを連れてきた。その子のかわいさにセリーナは思わず口元をほころばせた。ところが、事故についてくわしく教えてと迫る彼女にラファエルは、セリーナが事故で一年間の記憶を失った、と驚くべき事実を告げる。さらに彼は、母親のいないトニオの世話をするために、自分の家に来て一緒に暮らしたらどうかと言いだした。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2001年07月20日
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- 著者
- ケイト・ウォーカー
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- 訳者
- 有沢瞳子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-00961-9
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- 書籍番号
- R-1696
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