タビサは、ゲイであることを隠したい友人エイデンに頼まれ、恋人のふりをして、彼の親戚の結婚式に列席した。招かれた客はみな、華やかな上流階級の人々ばかり。祖母の借金に頭を悩ませるタビサには無縁の別世界だった。けれど、そこでエイデンの兄ザヴィアに出会った瞬間、その強烈な男性的魅力にひと目で心を奪われる。タビサはザヴィアの部屋に誘われて、想いを告げられると、まるで魔法にかかったように抗えなくなり、そのまま激しく彼と結ばれた……。だが、余韻に浸るタビサを、ザヴィアはなじった。彼は、弟に対するタビサの愛情を試すためにベッドを共にしたというのだ!