ハーレクイン・シリーズ
なんてこと! まさか……彼なの? アナはパーティで、かつての恋人ネイサンに再会した。広い肩、セクシーな口元、引きしまった腰。ネイサンが幹部を務める会社は、父の会社とライバル同士だったから、二人の関係は秘密にせざるをえなかった。それでも、彼に愛されていると信じていた。なのに、関係を知られそうになったとたん、彼はあっさり私を捨てた。その直後、妊娠に気づいたアナは、絶望の中、一人で赤ん坊を産んだ。あんな冷酷な男に、息子を奪われるのだけは絶対にいや。だが、アナを家まで送ったネイサンは、赤ん坊を驚愕の表情で見つめ……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年09月20日
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- 著者
- ミシェル・セルマー
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- 訳者
- 土屋恵
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年09月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51579-7
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- 書籍番号
- D-1579
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モニター
ヒーローが子供を持つことに自信がないと悩む心理描写も丁寧でしたし、ヒロインの、子供のために中途半端な父親なら要らないという決心の固さと、ヒーローへの気持ちの間で揺れるところも読んでいて切なくなります。事件の行方や弟のことも気になります! スピンオフも読んでみようかな、と思わせられる作品です。
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モニター
お願いそんなこと言わないでと何度も願いながら読みました。ハラハラするとはまさにこの事と思う内容でした。壮絶な人生を歩んできた二人が最後は結ばれた事にホッとしました。
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モニター
憧れを抱きつつ、ドキドキしながら毎日少しずつ読みました。ストーリー展開がよく、楽しい時間を過ごすことができて満足です。
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モニター
タイトルから想像したのは同じ会社内でのオフィスラブだったけど、ライバル会社同士というところがなんだかロミオとジュリエットのように感じました。お互いが意地を張っているけど、惹かれていて。でもシングルマザーとして頑張ってきたのに、子供が妙に懐くとちょっとさみしい気持ちもなんだかわかりました。
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モニター
タイトルの印象だと、そんなに深くない関係から始まった事かと思ったんですが、意外と2人の付き合いが真剣で、それでも仕事の立場上関係が知られてはお互い困る事から、泣く泣く別れを決断していたヒーローの心情がわかってからは好感をもって読む事ができました。ストーリー後半の赤ちゃんとヒーローの関係が深まっていく様子に心温まりました。
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モニター
シングルマザーとし生きてゆく覚悟をしていたアナ。そんな彼女が、息子の父親であるかつての恋人ネイサンとふいに再会し、苦い思い出だった二人の過去にまつわる思わぬ事実を知ってゆくことになります。最終的に2人がどうなるのか、最後まではらはらしながら読みました!
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モニター
立派な地位にあって、なんの不足もないような満ち足りた人生を送っていると思われる人でも、想像もできないことで思い悩み、普通の幸せを渇望していることがあるんだなと、思いました。また、そういう人が本当に幸せになりたいと願い、心を尽くせば、そのような人を受け入れ、幸せにしてくれる人とも出会えるんだなと、考えさせられました。今まで読んだハーレクインの小説の中で一番面白かったです。
デトロイトに生まれる。子どものころから書くことが大好きだったが、高校卒業後は美容学校に進学。19歳で結婚し、3人の子どもの母となった後、本格的に文章を書く勉強を始めた。ジェニファー・クルージーの小説を読んだことをきっかけに、ロマンス小説を書こうと決心したという。