ハーレクイン・シリーズ
華麗なるデビュー
きみを傷つける全てのものから守りたい――そう思うのは傲慢だろうか。
放蕩者でならすアイボは叔母の屋敷へ向かう途中、突然、飛び出してきた少年に馬泥棒と間違えられた。ところが少年だと思ったのは、ズボンをはいた少女。良家の子女でありながら男の子として育てられたジョシーだった。爵位や財産が目当ての軽薄な女性たちに辟易していたアイボは、天真爛漫で無垢なジョシーに目を奪われる。今は少年のように見えるが、磨けば美しくなり、ジョシーは社交界で華やかな成功を収めるだろう……。なかば庇護者のような気持ちで接していたあるとき、彼女が幼なじみと結婚するつもりだと知り、アイボの心は乱れた。
-
- 頁数
- 288頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2013年09月05日
-
- 著者
- シルヴィア・アンドルー
-
- 訳者
- 古沢絵里
-
- 定価
- 901円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2013年08月22日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-33171-7
-
- 書籍番号
- PHS-71 (初版HS-317)
英国の有名カレッジで長く副校長を務めていた。初めて小説を出版したのは1991年、ハーレクイン・ミルズ&ブーン社からで、以来、主にヒストリカルを執筆している。男性に求めるのは高潔さだと語り、政治家にそれを求めるのは難しいとも。40年以上連れ添った夫と愛犬と共にイギリス南西部に暮らす。