ハーレクイン・シリーズ
せつない秘密
いったいどういう人なの!女性はみんな自分の所有物だと思っている。
往年の大女優、レイチェル・リッチモンドに突然招待され、レオニーはとまどいながらも壮麗な屋敷を訪れた。だが最初に彼女を出迎えたのは、レイチェルの息子ルークだった。彼はレオニーに、母に近づくなと強く警告する。ところが、ほどなく現れたレイチェルはこう言った。「あなたに私の伝記を書いてもらいたいの」レイチェルは三十八年前に未婚のままルークを産んだが、息子の父親についてはかたくなに沈黙を守ってきた。それがなぜ今になって、過去を語る気になったのだろう?しかも、まったく面識のない私に伝記を書かせるなんて。依頼を引き受けるかどうか返事を保留して帰ったところ、翌日の午後、いきなりルークがレオニーの家を訪ねてきた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2003年11月05日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 和香ちか子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-21641-X
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- 書籍番号
- I-1641
読者レビュー
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今やハーレクイン・イマージュを代表する作家となったキャロル・モーティマー。今作では、彼女のストーリーテラーとしての才能が遺憾なく発揮されています。感動のラストシーンにご注目!