ハーレクイン・シリーズ
高級住宅地に立つエミリオの贅沢な家を見て、イザベルは気を引きしめた。今日からここで、家政婦としての生活が始まる。彼の助けがなければどうなっていたことか……。エミリオのそばにいられるなんて、まるで夢のようだわ! けれど、お嬢さま育ちで料理一つしたことのないイザベルに家事ができるはずもなく、まごついてばかり。それでもエミリオの声を聞くたび、彼が優しい恋人だったころを思い出し、甘い夢想にひたってしまう。イザベルはもちろん知るよしもなかった――エミリオが、彼女を誘惑したあと無残に捨てようと企んでいることなど。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年06月20日
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- 著者
- ミシェル・セルマー
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- 訳者
- 麦田あかり
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年06月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51567-4
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- 書籍番号
- D-1567
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モニター
エミリオの一途な思いに、胸がキュンキュンとなりっぱなしでした。男の人から、こんなに強く思われたら、とても幸せだろうなぁ。愛するエミリオの為、変に言い訳をせず困難に立ち向かうイザベル。そんな彼女だから、素敵なハッピーエンドが待っているんですよね。私も大好きな人と、お互いこんな気持ちを持ち続けていられる関係でいたいと思っちゃいました。
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モニター
魅かれ合いながらも悩み、熱い想いを隠しきれない二人のやり取りに、感情移入しながら、一気に読み終えてしまいました。また15年前の真実が分かり、結ばれた二人の描写にドキドキして胸が高鳴りました。素敵な大人のロマンス、とても楽しめました。
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モニター
15年前、結婚を誓い合ったエミリオとイザベル。しかし、訳あってイザベルは他の人と結婚してしまう。一方、エミリオは、それをばねに大富豪に。とりまく環境が変わった二人が再会し、再び始まるラブロマンス。読んでいて、思わず、私自身も、若かりし頃の恋愛を思いだし、当時の彼は、今頃どうしているのかな~なんて、思いをはせてしまいました(笑)。皆さんも、二人の純愛に、ひととき酔いしれて下さい。なかなか甘美な世界です!
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モニター
ディザイアを読むのは十数年ぶり。ページをめくるドキドキ感は変わらないなあと思いました。かつての恋人同士が今は雇い主と家政婦! 時を経て、立場が変わっても、惹かれ合う気持ちは変わるはずもない。けして楽な人生ではないのに、自然体でまっすぐ生きているヒロインが素敵です。
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モニター
最初はちょっとありきたりなストーリーかなと思って読み始めましたが、正直で一途なヒロインが可愛くあっという間に読み終えてしまいました。
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モニター
15年もの間、一人の人を愛し続けることは可能なのか? それも嫌われていると知りつつも……イザベルの一途な思いに心が痛くなり、傲慢なエミリオにどうして素直になれないのと怒ってみたり、自分の中の感情がいろいろ湧いてきました。
デトロイトに生まれる。子どものころから書くことが大好きだったが、高校卒業後は美容学校に進学。19歳で結婚し、3人の子どもの母となった後、本格的に文章を書く勉強を始めた。ジェニファー・クルージーの小説を読んだことをきっかけに、ロマンス小説を書こうと決心したという。