ハーレクイン・シリーズ
ケイトとマックスは誰もがうらやむ理想の夫婦だった。ところが父親との不和や複雑な兄弟関係に悩んだマックスが、あるときを境に深酒するようになり、思い余ったケイトは家を出た。まだ彼に知らせていないお腹の子のために、できるだけ遠くへ。時が過ぎ、入院中の家族を見舞いに訪れた病院で、ケイトは偶然にマックスと8年ぶりの再会をはたす。かつての荒々しい姿がよみがえり、ケイトは恐れおののくが、もう以前の彼ではなく、穏やかな自信あふれる男性になっていた。でも彼の魅力に屈してはだめ。だってわたしには秘密が……。そのとき、エレベーターの扉が開き、7歳になる娘が走り寄ってきた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年01月20日
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- 著者
- スーザン・メイアー
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- 訳者
- 飛川あゆみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年01月10日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22259-6
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- 書籍番号
- I-2259
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- ミニシリーズ
- 愛と絆のモンゴメリー家
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モニター
最初から読み進めていくうちに気になり、一気に読破してしまいました。大人になって時を忘れて夢中になることって少なくなってきますが、この一冊を読んで時を忘れて楽しんでしまいました。今になり夢中で読んでいた大人の姿がわかります。このモンゴメリー家のお話は、心の底から人に愛されたい人、愛したい人にお勧めの本だと思います。
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モニター
上流階級の億万長者のヒーローと庶民派のヒロインの元夫婦。傲慢、唯我独尊の多いハーレクインのヒーローの中では、異色ヒーローのマックス。珍しく現実的で、意地の悪い義母や義妹などの親戚もなく、周りもすごくよい人ばかりの中、不幸な出来事を二人で克服するまでの細やかな愛情があふれている話で、ジーンときました。
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モニター
破綻してしまった結婚生活から時を経て再会した二人。互いに惹かれ合っているのに、それぞれのわだかまりからなかなか素直になれない二人がもどかしくも切なくて、ハラハラドキドキしながら、一気に最後まで読んでしまいました。
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モニター
この小説は、赤い糸って本当にあるものだと思わせてくれるお話です。8年の歳月を経たからこそわかるケイトのマックスへの変わらぬ愛。また、マックスも大人の男になって、一歩考えてからケイトに対して行動するようになり、ほんとにこんな男性がいれば、私も付き合いたいと思ってしまいます。話の中で、マックスが永遠という言葉で約束できるのか否かというくだりが出てきます。そこを読み始めたときに、何にでも簡単に使える言葉ではないんだと思わせてくれます。言葉でいうことは簡単ですが、行動となるとすっごく難しいものだとマックスの言葉で思わせてくれます。漫画になると、また違う良さが出てくる作品だと思います。
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モニター
ある悩みを抱える夫が酒に逃げるようになって幸せな結婚が壊れ、幸せになりたいと夫の元を去ったケイト。父の入院先で元夫のマックスと再会したことに、とても運命を感じさせますが、恐怖からなかなか素直になれないケイトの気持ちがとても読んでる者に伝わってきます。どうするんだろうと先を早く読みたくなる気持ちを抑えながらのクライマックスは、私たちにも幸せを感じさせます。
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モニター
若くセクシーで魅力あふれる夫から酒に溺れ、別人になってしまったマックス……そして今、誠意と自信を備えて再び巡り逢ってしまった! 夫に二度恋をする、同じ人物だけど同じじゃない。ケイトの心の葛藤が細かく描写されていて、ケイトと一緒に一喜一憂していました。マックスの父親としての成長や家族の問題があるので、激しい愛というよりゆっくりと穏やかにケイトとの愛を育んだという印象を受けました。読後は家族のあり方を改めて考えさせられました。
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モニター
夫婦が作っていく家庭は、お互いが支え合ってできあがるもの。でもその支えが一つ崩れ、やがて雪崩のように粉々になってしまうとき、ヒロインはどんな道を選ぶのか考えさせられた作品です。苦しい想いを乗り越え、もう一度やり直すという気持ちになったヒロインそして、ヒーローが素敵です。
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モニター
ヒーローは、8年前の出来事のせいで、ヒロインに逃げられてしまいます。再会してからヒーローには娘がいる事がわかります。その後展開は、ドキドキしながら一気に読んでしまいました。ヒーローの弟の話があるというので、それも読んでみたいです。
ペンシルベニア生まれ。夫と3人の子供とともに、今もそこに暮らす。販売員や弁護士秘書、地方新聞のコラムニストなどさまざまな職業を経て、現在は執筆に専念。大家族の中で育った経験や、職場でいろいろな人々と出会ったことが作品を書くうえで大いに役立っていると語る。