ハーレクイン・シリーズ
アメリカを訪れたシャンテイン国の王女ブリジットは、ライダーというハンサムな医師と知り合い、ひと目で魅了される。聞けば亡き兄の双子の赤ん坊の世話に手を焼き、ベビーシッターを募集中だという。彼のために、ブリジットは子守役を買って出た。やがて二人はベッドをともにするようになるが、彼女が王女だと気づいたライダーに“気軽な関係にしか興味がない”と宣言されてしまう。ブリジットの心は沈んだ――この恋に未来はない。けれど、わかっていても想いはつのるばかりで……。
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年01月20日
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- 著者
- リアン・バンクス
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- 訳者
- 藤倉詩音
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年01月10日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51547-6
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- 書籍番号
- D-1547
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モニター
『プレイボーイとプリンセス』という題名に、ちょっと苦手なタイプの主人公たちかと思ったのですが、亡き兄の双子の赤ん坊を必死に守ろうとする素敵な男性と自分の居場所を模索している飾らない王女。アクシデントから出会った二人は、お互い住む世界の違いに未来はないと……悲しい選択をするのですが、最後には愛に気づきます。愛はすべての障害を乗り越えて、大事なものを教えてくれる。切ないロマンスです。キーマンとなる双子の赤ちゃんも愛らしい。
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モニター
抑えようと思っても、募る想いが止められない。優先すべきことがあっても、つい相手の事が気になって手につかない。ダラスの優秀なドクターと地中海の小さな国の王女。生まれも育ちも環境も違う二人が出会い、惹かれてゆく。二人の想いが読み手にも伝わり、一気に読んでしまう一冊です。ブリジットのきょうだいも魅力的で、一人一人のロマンスも読みたくなりました。本編では語られていない妹フィリッパの恋の行方。それにまつわるラフィット家との因縁もすごく気になりました。シリーズとして読み続けていきたくなりますよ。
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モニター
ハーレクインの小説は初めて読みましたが、文章から場面が想像できてとても面白く読めました。さすが、ハーレクインさん!というだけあって、ハラハラドキドキが満載、最高にドラマティックであっという間に読めました。
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モニター
二人の出会いが自然な感じで、どのように繋がっていくのか気になった。互いに惹かれあう二人が身分の差をどう超えていくのか気になったが、最後はハーレクインらしくハッピーエンドで幸せな気持ちになれた。また二人に関わる人物たちも魅力的だった。
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モニター
読み始めて、「あれっ」ってタイトルを見なおしてしまいました。突然、双子を育てることになったヒーロー。そこへヒロインの王女様が現れますが、「えっ?」から始まったのがこの本の始まりでした。読んで行くうちに引き込まれ、最後までしっかりわくわくしながら読ませていただきました。
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モニター
亡くした兄の双子の赤ちゃんの世話に手を焼いている彼を助けることになり、二人は急接近します。お互い両親の不幸な結婚を見て育ってきたせいで結婚には否定的、そして王女と医師という身分の違いもあり割り切った関係を続けますが、やがて大切な存在であることに気づきます。いずれは別れる運命だと冷たい態度を取られて傷つくヒロイン。でも別れたくない。そんな二人の逢瀬を見守りたくなってくると、読むスピードも加速します。今後の王女たちのエピソードも楽しみです。
USAトゥデイのベストセラーリストにも登場歴を持つ彼女は、アメリカのロマンス小説界でナンバーワンの売り上げを誇る人気作家。現在、家族とともに生まれ故郷のバージニアで暮らしている。コミカルでセクシー、かつ読み終えたあとも印象に残るような人物が登場する作品を好むという。そんな彼女を、超人気作家ダイアナ・パーマーも「ハーレクイン・ディザイアの作家陣のうちでもっとも優れた作家の一人」だと絶賛している。