ハーレクイン・シリーズ
咲かない薔薇
蕾のままで手折られた思いも、いつか花開くときがくるのだろうか?
デボラは出会ったときからヘーラルトに恋をしていた。彼は優秀な医師で、心から信頼できる。まさに私の理想の男性だわ。そのヘーラルトが、ある日突然こう尋ねた。「僕と結婚する気はないか?」呆然とするデボラに、彼は落ち着き払ったまま言い添えた。「愛情などいらない。形だけの妻が欲しいんだ」こんな冷たい申し出を、プロポーズと呼べるのかしら?すっかり落胆したものの、デボラの胸にはかすかな希望も芽生えた。たとえ片思いでも、愛する人とずっと一緒にいられるのなら……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2006年08月05日
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- 著者
- ベティ・ニールズ
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- 訳者
- 吉本ミキ
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-21840-4
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- 書籍番号
- I-1840
読者レビュー
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本作では輝く星が重要な役割を果たします。読み終えたあと、夜空を見上げてベティの笑顔を思い浮かべたくなることでしょう。