ハーレクイン・シリーズ
夜ごとのシーク
砂漠の掟 Ⅲ
外交官の娘、ソレルは中東の国ハラスタンで育った。両親が事故で早世したあとも故国イギリスには戻らず、シークの補佐官だったマリクを後見人として王宮で暮らしてきた。マリクのもとで過ごすうち、やがて彼への尊敬の念は恋心へと変わった。けれども、彼に女として見てもらえたことなど一度もなかった。マリクは決して私の気持ちに応えてくれないんだわ……。つらさに耐えかねたソレルは、帰国する決意を固めた。自由な国で人並みに恋もしたいとマリクに告げると、彼はまるで嫉妬に駆られたように熱烈な瞳で切り返した。「それなら、まず私が手ほどきをしてやろう」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年11月20日
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- 著者
- シャロン・ケンドリック
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- 訳者
- 吉本ミキ
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年11月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90118-7
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- 書籍番号
- K-108 (初版R-2273)
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- ミニシリーズ
- 砂漠の掟
英国のウエストロンドンに生まれ、ウィンチェスターに在住。11歳からお話作りを始め、現在まで一度もやめたことはない。アップテンポで心地よい物語、読者の心をぎゅっとつかむセクシーなヒーローを描きたいという。創作以外では、音楽鑑賞、読書、料理と食べることが趣味。娘と息子の母でもある。