ハーレクイン・シリーズ
天涯孤独の身となったケイトは、新しい人生を切り開くため、新聞の求人広告で住みこみの仕事を見つけた。エセックスの田舎に住む老婦人の話し相手を務める仕事だ。雇い主のもとへ向かおうと、ケイトは駅にいたが、車両故障が発生したらしく、当分のあいだ列車は来ないという。困り果てているケイトの姿を見て、ちょうど居合わせた男性が救いの手を差し伸べてくれた。そのときケイトは知りもしなかった。親切な男性――ニコラス・アダムズが老婦人の甥であり、自分の本当の雇い主になる運命だとは。
-
- 頁数
- 160頁 ／ 新書判
-
- 発行日
- 2012年10月20日
-
- 著者
- シャーロット・ラム
-
- 訳者
- 高木晶子
-
- 定価
- 723円（税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2012年10月10日（予定）
-
- ISBN
- 978-4-596-22247-3
-
- 書籍番号
- I-2247
-
モニター
苦労をものともせず、優しく強い心の主人公に心を打たれ、いつの間にか応援している自分がいました。読み終えたとき、久しぶりに心が温かくなりました。
-
モニター
天涯孤独の身となったケイトが運命的に出会う男性。辛い状況におかれたなかで、このような大富豪の素敵な年上の男性に出会うことにうっとりしました。くどい甘さではなくドキドキする心理描写にうっとりしました。
-
モニター
グイグイと物語に引き込まれ、ケイトとニコラスのような二人になりたい……と思いました。キャラクターの素晴らしさはもちろん、素敵な建物や自然に対する描写も素晴らしく、自分の頭の中で映画のように楽しめました。老若男女問わず楽しめると思いますが、ぜひハーレクインを読んだ事のない、私のような世代の女性に読んでもらいたいと思います。素敵な夢が見られます!
-
モニター
魅力的な女性に出会える作品です。ピュアなヒロインをはじめ、話の発端となる老婦人、恋敵、恋敵の同級生だけれどヒロインにとても好意的なブティック経営の女性など、登場人物は少ないけれどいずれも好感を持てるそんな女性に出会えます。田舎を舞台としていて、都会的でおしゃれな恋愛ではないけれど、自然に寄り添える恋愛が好きな方には特におすすめだと思います。
-
モニター
天涯孤独な女性が王子様にめぐり合うお話です。ヒロインは絶世の美人とは言えなくても、心が優しい女性。ヒーローは美人の婚約者がいてもヒロインに惹かれていく…シンデレラと人魚姫を足したようなお話です。ヒーローのおばさんが、ヒロインを助ける魔法使いのおばあさん役?をしています。その手助け(干渉?)ぶりがミエミエなのがかわいいです。おばさんのお芝居がわかっていても、惹かれあう主人公達…ほんわかして温かい気持ちになるお話です。
-
モニター
頼れる人が誰もいなくなったケイトが、新しい生活を始めるために列車を待っている時に出会ったのは、同じく列車を待つ完璧な男性。その男性と叔母がケイトの新しい生活を温かく、華麗に変身させる。そして花が香り、美しい風景の描写も素敵です。
-
モニター
ケイトは、新しい人生を切り開くために見つけた仕事先で運命の人に出会います。しかし雇い主のニコラスとは結ばれてはいけないと、自分の気持ちを誤魔化してしまいます。そんなケイトの気持ちを知らず、ニコラスは何かと関わりを持とうとします。悩むケイトは、自分の気持ちに素直になって幸せを掴む事が出来るのでしょうか?!
第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はイギリス本土から100キロ離れたマン島で暮らす。大の子供好きで、5人の子供を育てた。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った。ハーレクイン・ロマンスやハーレクイン・イマージュなどで刊行された彼女の作品は100冊以上にのぼる。