ハーレクイン・シリーズ
ミラノの夜のシンデレラ
6年前、私はミラノで恋に落ちた。すべてが幻だとは夢にも思わずに。
ドレスデザイナーのアラベラの前に、思いがけない人物が現れた。罪なほどセクシーなイタリア人富豪ルキーノ・モンティセリ――妻子の存在を隠して愛の言葉をささやき、わたしの心をもてあそんだ男。しかし今、アラベラを見るルキーノのまなざしは怒りに燃えていた。「きみの雇い主のマリアは僕の叔母だ。きみはモデルをやめたあと、売れる見込みもないドレスをマリアに買い上げさせて大損をさせた」ルキーノは衆目を集めてドレスの在庫を売りさばくことを要求した。アラベラが自作のドレスを着て彼とデートをすればいいというのだ。しぶしぶながら、アラベラはルキーノの要求を受け入れた。ふたたび感じた胸のざわめきには気づかないふりをして。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年08月20日
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- 著者
- ジェニー・アダムズ
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- 訳者
- 庭植奈穂子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年08月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22239-8
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- 書籍番号
- I-2239
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オーストラリアの雄大な自然の中で幼少時代を過ごす。最初のデートで結婚を決意した夫と3人の子供に恵まれ、幸せな家庭を築く。育児のさなか通信教育で文章講座を受講し、初めての小説を執筆。2004年にハーレクイン社で華々しいデビューを飾る。現在はニューサウスウェールズ州で最愛の夫と年老いた猫と暮らし、大好きな読書をしながら作家活動に励んでいる。