ハーレクイン・シリーズ
安息の地へふたたび 光と闇の覇者 Ⅱ
リンダ・ハワードも絶賛!
レイントリー一族の物語、第二弾――。
その刑事の捜査方法は、実に奇妙なものだった。殺害現場の暗い部屋で、彼は遺体のそばにうずくまり、しきりに何かつぶやいている。まるで死者に語りかけるように。ホープは新しい同僚となるギデオンを部屋の外から見ていた。彼はいつも孤独な捜査を好み、手がけた事件はほとんどが解決ずみ。高級なスーツに身を包み、刑事には見えない雰囲気をたたえている。まさか犯罪組織とかかわり、情報や賄賂を得ているのでは……。彼につきまとい、さまざまな疑問をぶつけてくるホープに、ギデオンは相続財産のおかげで優雅な暮らしができると告げたが、高い検挙率についてはこう言うだけだった。「僕は死者と話すんだ」ホープは初め冗談だと思ったが、やがて信じられないことが起こった!
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年08月20日
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- 訳者
- 杉本ユミ
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-33632-3
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- 書籍番号
- HTP-32
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- ミニシリーズ
- 光と闇の覇者
読者レビュー
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ヒストリカル、ファンタジー、パラノーマル、ロマンティック・サスペンス等のジャンルで、これまでに五十作以上の作品を執筆。RITA賞の最終選考に三度残ったのち、二〇〇四年には、リンダ・ファロンの名で書いた作品がパラノーマル・ロマンス部門でRITA賞に輝いている。アラバマ州北部に、結婚して三十四年の夫とともに暮らす。