ハーレクイン・シリーズ
シークの秘密
王家の恋 Ⅳ
父親の石油会社で働くエレナに、タミール王国のシーク・ハッサン・カマルが面会を求めてきた。業務提携を考えているので、精油所を視察したいという。ビジネスに熱心な彼の様子に、エレナは驚きを覚えた。お金はうなるほどあっても分別はないプレイボーイが新しいおもちゃを欲しがっているだけだと思っていたからだ。仕事一筋のエレナは、これまでずっと孤独だった。だが有能なうえに、魅力的なハッサンに優しくされるうち、彼女の氷のように冷えきった心は少しずつ溶けていった。やがてある嵐の夜、ふたりはとうとう結ばれたが――実は、ハッサンがエレナに接近したのにはわけがあった。彼はエレナの父を陥れるという密命をおびており、彼女を誘惑して思うがままに操る必要があったのだ!
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2003年04月20日
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- 訳者
- 原たまき
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-63157-3
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- 書籍番号
- LS-157
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- ミニシリーズ
- 王家の恋
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