ハーレクイン・シリーズ
危険な提案
秘められた思い
有能な秘書を手放さないため、上司が払った犠牲とは?
「僕は君でなければだめなんだ、アビゲイル」上司カランの言葉に、アビゲイルは胸を躍らせたが、すぐに、秘書としてのことだと気づいた。その朝、彼女は会社に辞表を提出していた。カランに顔向けできないことをしてしまったせいだった。しじゅう結婚相手を世話しようとするおせっかいな叔母たちに、彼と婚約したと嘘をついたのだ。しかも、その叔母たちが明日訪ねてくる。もう嘘はつきとおせないし、カランにばれたら、哀れな女だと思われるに決まっている。会社を辞めるのが一番の道なのだ。だが、アビゲイルは、カランが有能な秘書を引きとめるためなら、どんなことでもする決意でいることを知らなかった・・・・・・。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2001年06月05日
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- 著者
- バーバラ・マコーリィ
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- 訳者
- 小林葉月
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-00864-7
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- 書籍番号
- D-895
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- ミニシリーズ
- 秘められた思い
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