ハーレクイン・シリーズ
アンダルシアの休日
どんなことをしても結婚を阻止しろ---彼は父親の厳命を受けてスペインを発った。
カッサンドラはロンドン留学中のアントニオと知り合い、結婚を約束する。アントニオはスペインの旧家デ・モントーヤ家の次男だった。彼の父親は激怒し、結婚阻止のため長男エンリケをロンドンに送り込んだ。エンリケはカッサンドラを誘惑し、結婚直前にバージンを奪って、翌朝スペインに帰ってしまう。裏切られたカッサンドラは、結局、すべてを秘したまま、予定どおりに挙式した。疑うことを知らないアントニオと。しかし二人の生活は始まる前に終わりを告げた。ハネムーンへ出かける途中で事故に遭い、新郎が即死。なきがらさえも遠くスペインに連れ去られてしまう。カッサンドラはデ・モントーヤ家と一切の関わりを断った。十年後、一通の手紙がエンリケの目に触れさえしなければ、ずっとそのままのはずだった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2002年12月20日
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- 著者
- アン・メイザー
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- 訳者
- 青山有未
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11829-9
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- 書籍番号
- R-1829
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